ハイラーキーの憂い



東京は一日寒い雨です。寒の戻りは堪えますね。
長野の実家に電話をしたら雪が降ったらしいですし。

一昨日よりちょっと体調を崩していました。
3月11日に祈りの瞑想会を行った矢先でしたのでエネルギー的にも色々あった様子。


3月11日の瞑想会自体はとても良いエネルギーを感じていました。
レコンワークの瞑想を最初にやって、それが終わったのが丁度14時半頃。
そのまま少し休憩を挟んで14時46分少し前から祈りの瞑想に入りました。


始まって直ぐ。
皆の中心に浮き上がった日本列島と、その周りを大勢の人々が囲む姿が見えてきて。
祈りの時間が日本中、日本全体で行われていた中へと、私達も入って行きました。

するとそこへ、上から大きな霊団のエナジーがグワンッと降りて来たのでした。
一瞬、悲しみが押し寄せましたが、それはほんの少しの間で。
その後は目の前で、大勢の白い霊達が新しい地球を皆で頭上に掲げているビジョン。

それは、緑はより鮮やかに、海はより碧く澄んだ、清らかな生まれたての赤子のような地球でした。


この方々はきっと、もう新しい次元の地球へと移行しているのだろうと。
新しい地球にグラウンディングコードを延ばして繋がると、生命力のエナジーがズンズンと
染み入るように身体を満たしてくれて。
私達もいずれそこへ行く日が来るのかも知れません。


そんな瞑想会になったのでその後の体調不良がどうにも解せなかったのですが、
やはりまだ、現実を生きる残された側の想いや復興に対する様々な現実、福島の問題などは
エナジーだけで拭えるものではありませんしね。



動けなかったのでソファで温かくして、気になっていた秘教治療を読み進めていました。
久しぶりに読んでみたら、レイキとは書いてはいないものの秘教治療で言うことはレイキの根幹に据えるべきだと
今更ながら気が付いたのですね。


アリス・ベイリーが記したジュワルクール大師の口述は、以前はとても人間に厳しいマスター目線だと感じて、
時には反骨精神を覚えることもありました。
書かれてから既に100年近く経つのだから、人間も少しは進化しているはずだと思いたかったのですよね。

でも今回、赤線を引きながら念入りに読んでいると、見えて来たのは以前とは全く違う想いでした。
勿論目線が超ド級の高次元からの視点なので、以前は人間を見下すような威圧的なものを感じたのですが、
なんか、違うのですよね。


そうじゃない・・・と、気が付いてしまいました。
次元の低い意識階層にいる人間への目線に、哀れみを感じたのです。
それは決して人間を馬鹿にしているのではなくて、例えてみれば私達が赤ちゃんや子供に対して、
はたまた犬や猫を可愛がる様子に似ています。
何も分からない、とても可愛くて、非力な小さな存在を見護る優しさと哀れみの視点とでも言いましょうか。


あぁ、本当にハイラーキーは人類の霊的な親なんだなと。
キリストが迷子になった子羊を一匹でも探し出そうとしたその哀れみこそ、ハイラーキーが人類に向けたものだったのだと。
ジュワルクール大師の真摯な愛の姿勢と言うものに、ようやく少しだけ触れた気がしました。


レイキを始め、エネルギーワーク、ヒーリングエナジーを扱う者としては、やはりここに起点を置かなければ。。。
改めて思いました。


そして、そんなハイラーキー視点を持って日本の現状を見た時のことを考えます。
第2次世界大戦下に書かれたアリス・ベイリーの著書では、日本は残念ながら良い書かれ方をされてはいません。
全体主義、個人の意思の自由がない社会は良いものと見なさないのですね。
それに反発する人もきっといると思うのですが、でも・・・とちょっと考えてしまいました。


今の日本の現状。
福島で甲状腺に異常を認められる子供の率が増加していたり、放射能の汚染地域への強制的な
帰還が推し進められていたり、
放射能汚染や被ばくの実態を隠して、なかったことにうやむやにして葬り去ろうとしている日本の対応は
色んな国から批判されているのに、それらを一斉メディアは取り上げようとしませんよね。

多分これって、ハイラーキー視点から見たら何も日本は変わっていないんじゃないかしら。。。
だって今の日本は、子供の未来と人間として生きる尊厳と自由な意思がない国になろうとしています。
機密保持という名前の情報の封鎖により、個の自由な判断が奪われようとしています。
それでは全体主義が蔓延していたあの時代とたいして変わらないのではないかと。


そう思うと余計に、ジュワルクール大師の口述には憂いがあるように感じるのです。
人の尊厳、自由意思を最大限に認めながら、その自由意思がいつか自らの霊的成長を望むことを
じっと切望する彼らの哀しみを見た気がしました。


私だってまだまだ勉強不足ですし、ヒーラーとしての力量も人気も全然ないのですが、
それでもこの、ハイラーキーの憂いを感じてしまった以上は自分に出来る最大限の努力を
光へと向けて行かなくてはなりません。


また、私達の成長そのものは惑星ロゴスへの献身でもあると思います。
不完全な神々はきっと、肉体を纏った物質レベルで奮闘する人間の意識を通じて自らの成長を
成し遂げようとしているように思うのですよね。


人は、哀しい存在なのかも知れません。
同時に、宇宙の希望を一心に受けた存在なのかも知れません。


どちらなのかはいずれ帰還する時に分かるのでしょうね。。。


董香@sancutary
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