春のアースワーク第2章 ・・・鎌倉の香り・・・


すこぶる清々しいお天気になった土曜日、友人の案内で鎌倉ツアーに行って来ました。



以前江の島へ向かう途中で間違えたのか、おびき寄せられた?のか、辿り着いてしまった北鎌倉からスタートです。

癒しの空間、建仁寺。



新緑の光が目に染みて。



知恵の守り神、ふくろうのシルエットが可愛らしかった。




長い階段で、お山を登った先に待つのは天使ならぬ、天狗たち。 

この姿、天使・・・ですよね。
世の東西で多少ビジュアルの認識に違いが生じただけのような。。。




君は、ほぼほぼミカエルでしょう(笑)

 
 
山頂からの眺め。
伊豆から繋がる相模湾を見下ろすことで、私の伊豆ワークからのエナジーはほぼ完結・・・かなと。
きっと、もう良いのです。


それにしても、鎌倉って山なのですねぇ。。。
この自然の要塞があってこそ幕府を開く場所に定めたのでしょうけど、本当にしっかりと山なのだと
初めて認識しました。


ハイキングコースなんて、長野の実家で歩く山道とほとんど変わりませんよ(笑)
リュックサックでお弁当も持って、本当に遠足の装備が必要です。


快晴に恵まれて、日差しは強いけれど木陰を渡る風はひんやりとしていて汗がスッと引いて行きます。
何とも素晴らしいピクニック日和。

 
空海さんにもお会いしました! 木漏れ日が心地よさそうな空海さんです。
 

鎌倉を見下ろす場所の亀石は、鎌倉の要石の一つのようでした。
鎌倉もまた、呪術がたくさん施された場所だったのだろうと推察します。


ここから山を下りるといよいよ鎌倉の市街へ。
私が最初に反応したのはここ。 永福寺跡地という場所だそうです。




何もない公園ですが、平安様式の庭園と邸宅があった場所です。
 ここはどうやら、頼朝が奥州藤原氏を滅ぼした後、その平泉の文化に触れて感銘を受けて、
その精神を再現しようとさせてのがこの永福寺だったと理解しました。

私は義経にも想うところはありますが、それよりもかなり、奥州藤原氏にかなりシンパシーを感じます。
母の実家が一関なので平泉は何度も行きましたし、中尊寺、毛越寺、衣川の邸宅後、義経最後のお堂など全て回っています。 
衣川の義経邸宅跡なんて今は何もありませんが、その場に立つだけで泣けてくるような場所です。
だから世界遺産になったのはとてもとても喜ばしかった。
到底無理だと思ったのに(笑)


美しい毛越寺。 大好きです。
http://www.motsuji.or.jp/


あまり人様のブログを拝借するのは好きではないのですが、とても良い記事を見つけましたので
リンクさせていただきます。

【頼朝の永福寺】
http://www.st.rim.or.jp/~success/youfukuji_ye.htm


こうしてここ鎌倉にその精神、文化を再現しようとした試みがあったのだということに心が震えてしまったのです。
残念ながら平泉の精神はここには根付かなかったようですが、それも無理からぬこと。



実は奥州藤原氏とは蝦夷の酋長安倍氏の血脈で、前九年の役、後三年の役を経て次第に源氏に組み入れられて行くのですね。
生き残りのための様々な争いが、アストラルレベルでの複雑な心情を生み出して行ったのでしょう。
奥州藤原氏は東北、蝦夷の民の山河に関する知識、情報があったからこそあれだけの金を採掘出来たのでしょうし、
中尊寺金色堂の噂は京にまで届けられ、同時に多くの金や物資も届けられていたのだと思います。
義経を匿うことが出来たのもそれだけの力、財力と軍事力があってのこと。


蝦夷の部族、安倍氏は日本中のあちこちで様々な形で朝鮮からの渡来系大和の、中央集権国家のシステムに
組み込まれて行った部族なのでしょう。
奥州藤原氏は、そんな討伐されるべき蝦夷の民が金という強みを得て最後にして最大の力を持ってしまったがために、
大和朝廷から目を付けられ、頼朝という征夷大将軍が討伐のために派遣させられた・・・ 
そう思えてなりません。


しかし頼朝は、その平泉文化の洗練度の高さや精神性にいたく感銘を受けてしまうのですね。
鎌倉は、その平泉文化の香が少しだけ残っている最南端の場所でした。


その場所、土地へ行くことで初めて得られる理解がある。
それまで思っていたものとは、また違うエナジーに触れることで本当の意味を理解できることもある。


鎌倉と義経と奥州藤原氏。
それらを頼朝という人物が、どのように感じていたのか。。。



この後、私なりにそれを理解する出来事がありましたが、長くなりましたのでまた次回。



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