富士の巫女と地球の記憶。


山中湖出張に行って来ましたー。


朝の道中は曇っていたので、今回は富士山は見られないと諦めていたところ、
お客様のお宅へ着いて窓を開けた途端に、目の前に大きな富士山がドドンと姿を顕してくれました。
この季節の富士は溶けかけの雪が美しいですね。

お一人目のセッションが終わると、湖畔の反対側へ移動。
こちらからは湖の向こうに富士山が見えるというベストポジションを楽しめます。
今回はセッションが終わった後のバスの時間までを湖畔で過ごすことが出来ました。
いつもトンボ帰りだったので、こうして落ち着いて富士山を眺めることって意外と少なかったのです。


バスの時間が近づいているのに、離れられなくなってしまいます。。。
空気もヒンヤリと澄んでいて、気持ちよかった。


いつも呼んで下さるお二方への新しいクリスタルワークでのセッションでしたが、
今回は少し間が空いてほぼ一年ぶり。
このクリスタルワークにお申込み下さった方はほとんどが長いお付き合いになる方ばかりで、
その甲斐あってかやはり深いワークになるのですが、この山中湖のお二人もまた凄かった。


富士山麓でのワークは、土地のエナジーやこの場所ならではの存在に出会うことが多いため、体力的にもハードです。
土地の持つ記憶と、魂の記憶が呼応するのでしょう。
セッションでも、いつもとはまた一味違った展開を見せてもらうことが多い気がしますね。



このクリスタルのワーク、深い部分の種を抉り出すような展開を見せてもらうことが多く、
そうすると必然的に、私達女性が深く根っこのように持つ感情の記憶を掘り起こすことになります。
女性性の開放とは言われつくした言葉ですが、それが今まで以上に深い部分で起こって行きます。

宇宙由来のスピリット達が地球で経験したこと、それによる傷や哀しみの記憶。
今回は、富士山を目印に降下して来た女性性のスピリット、ディーバ達の姿の記憶が浮き上がりました。
そして彼女らの意識、光に纏わりつくように付随して降りて来た黒く重い波動の意識たちも。
どちらが善でどちらが悪でもなく、相反する対を成すエナジーとして地球での物質創造を司った意識たち。
そんな歴史を、富士山麓で見せてもらいました。


振り向くと、月。

山中湖の主は、そんなエナジーの記憶たちなんじゃないかなと思います。
そして、この湖の姫と言われるトヨタマヒメはそんな欠乏を抱く主をお慰めする巫女であろうと。

呼んで下さったお客様のお話によると、毎年この湖ではトヨタマヒメのお祭りが9月ごろにあるのですが、
昔は、そのお祭りの期間に女性は一斉湖に近づくなと言われたそうです。
ここの主に引きずり込まれると、無意識にでも分かっていたのかも知れませんね。


男性性が持つ欠乏が、女性性からエナジーを奪う図式。
今の日本そのものの縮図を見た気がします。


こう書いて思い出しましたが、私が初めて呼んでいただいたのもそのトヨタマヒメのお祭り当日だったのですよね。。。


そして、この湖を見下ろすようにして鎮座する、とある神社にずっと行きたいと思いながらなかなか叶わずにいたのですが、
この夏いよいよ、その神社へ行けることになるかも知れないという展開になって来ていて・・・。

その神社もまた私の感覚では巫女意識の悲しみ、想念が閉じ込められているように思っていて、
ここに来て突然、なぜ私がこんなに何度もこの土地に呼ばれ続けるのか理由が見えてきてしまったのでした。




折しもこの日、スマホで見たニュースが、沖縄の元海兵隊員が日本人女性に乱暴して殺害した件で、多くの人が怒りの声を挙げて、実際に行動しているというお話でした。

一見、全然関係のない件に見えますが、私の意識ではアッと繋がるものがあったのですよね。
つまり、いよいよ女性たちの怒りや悲しみ、それまで押し殺していた様々な思いが噴き出して、
もはやリミッターが吹っ切られたような時代になって来たのだろうと。
それが今尚、日本の中央集権的国家から一番遠く離れた土地の沖縄で勃発するのもさもありなんと。
母系社会の素養を残す土地だからこそ、アメリカ的、男性的枠組みへの反発は強いでしょうし、
保育園堕ちたもそうでしたけど、私、怒っていいんだ・・・ って、女性達が理解し始めたのでしょうね。
深層心理、潜在的な意識はきっと分かっていて、このままではいけないって声を挙げ始めている。



女性は、そのまま生きているだけで、存在するだけで己の内の創造性と繋がっているんです。
そんな強さと美しさを持つ生き物なんです。

そんな美しくもパワフルな存在が、自由に愛を生を謳歌した時代も地球にはあったはず。
男性性の支配社会が構築されてからは巫女だなんて聞こえの良い名前を付けられ随分と歪曲されたものですよね。
女性同士が争い、ヒエラルキーの概念で枠に押し込めたのも男性的な社会の在り方ならではです。


なんかね、思いますよ。 男の方が全然弱いし、呆れるほど幼い(笑)。


真に成熟した文明を地球で展開しようと思ったら、エネルギーの在り方、意識の在り方を変えていく選択をすることを選びたいですよね。
オンナ達が、自分の中心で愛を叫ぶ世界なんていいんじゃありませんか?


巫女・・・かつてはそう呼ばれたオンナ達。 
これもまた、男性社会が歪めた女性性の一側面でしかありません。
もうこの概念、巫女という概念ですら破壊しちゃっても良いと、私は思いますよー。

だってオンナは生まれながらに、その存在が既に "繋がって" いるのだから。



そうそう、そして・・・


オンナ達よ、巫女だなんて聞こえの良い言葉で惑わされて、自身の自我とエネルギーを他者に明け渡していてはイケマセン。
他者や他のエンティティ、存在達に魂を捧げるような生き方をしていると、自身がこの人生で経験し、体験して書き込むことになるアカシックの記憶が無効になってしまいますよ~!

どうやら地球のシステム的に、他者にエネルギーを、魂を使われる人生を送るのでは、自身の体験、経験としての記憶が書きこまれない仕様みたいですよ・・・。

アカシックレコードに書きこまれるのは、自我の記憶です。
そして自我が記憶するのは、自身が体験することによって生まれる感情の記憶です。
地球はそんな体験をすることを私達に許可しているのであり、
同時にそんな私達の体験からうまれる感情のエネルギーを自身の惑星意識として取り込むことで、自身の意識を発展させています。
だから、人間がいないと惑星意識も進化しないのです。これはガイアと人間の共同作業。


つまり、自我をちゃんと生きないとアカシックへの記憶が書きこまれないので、ガイアとの契約、約束も果たされなくなってしまうということです。
アカシックは読めることが凄いんじゃなくて、ちゃんと体験を書きこむことの方がよっぽど重要ですよ~!



自分を生きることの大切さ・・・もうお分かりですよね。
この人生は、前の人生、そしてこの先の転生と、綿々と続く魂の旅の一章に過ぎませんが、
あなたの魂の著としては一つとして抜き落とすことの出来ない大切な章です。



みんなで頑張りましょ~ね~☆



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