ケケのスピリット その1


こんにちは。
今夜から満月前夜一斉遠隔ワークの事前調整ワークを始めますね。
エントリーの皆様、どうぞ宜しくお願いいたします。


この一週間、私はこのワークのために調整が成されていたのだろうと思うしかないような、
ハードな日を過ごすことになってしまいました。

風邪なのかなんなのか良く分からない身体の不調、右肘の捻挫と、
今迄に体験したことのない両上腕の痛み。


なんだか満身創痍なボロボロ感が漂う中で、ケケが病気になりました。


先に具合が悪くなったのはミィミでした。
風邪と思われる症状で、くしゃみと鼻水と目ヤニが酷くなって朝ごはんに出てこない日があり、
レメディとヒーリング、マッサージなどで一日かけてケアをしたのでした。
ミィはその程度で済んで、夕方にはちゃんと出てきてご飯も食べられたので安心していたところ、
今度はケケが下痢と嘔吐をしてしまいました。


ミィの風邪がうつったのかと、今度はケケのケアです。

しかしケケ、レメディを色々選んでみても全然ヒットしなくて、翌日、また翌日と、
ご飯どころか、水すら取れなくなって行ってしまいました。
吐き気があるようで苦しそうにしていて、水を飲んでも胃液を吐いてしまうようになって、
終いには胃液すら吐けなくなってヨダレを垂らして苦しそうにしている始末。


 
 
いよいよ、夜遅かったのですがこれはマズイだろうと病院を探しました。
23時を回っていたので夜間外来でも難しかったのですが、小金井市に深夜も対応してくれる病院を見つけて電話を入れて。
 
 
私も初めてのことばかりでかなり動揺してしまい、
電話を間違えたり時間のやりとりに行き違いがあったりと、
寒い夜に病院を開けてもらうまで外でケケのケージを携え、夜中の路上で30分ほど先生を待つハメになって・・・
(ダンナは仕事で帰りが遅いし朝も早いので、夜遅く付き合わせるワケには行かないと思って一人で連れて行きました )
 
 
ケージでグッタリと、息も苦しそうなケケ。
寒いだろうと着ていたダウンをケージの上からかけて、私はセーター姿で冬の路上で一人(笑)
やっと先生が到着して病院の灯りが点いた時はホッとしました。
 
 
ナゼかケケは熱もなく、触診では脱水も起きてないとのことで、検査をどうしますか? と言われます。
夜間でしたし私もだいぶ眠くて、検査費用も夜間料金になってしまうと言うので、
この日は点滴と吐き気留めを処方してもらってひとまず様子を見ることにしました。
 
 
 
処置をしてもらったという安堵があって、少し心が楽になって帰宅します。
しかし一緒に寝ようとケケを連れてベッドに入っても、ケケの様子があんまり変わらないのですね。
ずっと気持ち悪そうな呼吸をしていて、時折吐こうとするのです。
私も全然、眠れませんでした。
 
 
翌朝、もう一度病院を探します。
昨夜の病院に通うのはちょっと遠いし、近くで評判の良い病院があったのですがその日はお休み。
さて、どうしよう・・・
 
 
と思っていると、昨夜の病院の分院があるのを発見。
こちらの方がまだ近そうなので、電話をすると夕方の予約になります。
その日は一日、ケケを膝に乗せてヒーリングをしながら夕方を待つことになりました。
 
 
その間にもどんどんヨダレが酷くなるケケは、次第に泡を吹いているようになってしまいます。 
そんな様子を見ている私も当然何も食べる気も起きず、
待ちきれずに予約の時間よりかなり早めに病院へ行ってしまいました。
 
 
昨夜の先生とは違う先生でしたが、ちゃんと昨夜の緊急外来の情報が伝わっているのが頼もしい。
吐き気留めの処方が強い薬だったのにほとんど効かなかったのを考慮して、検査が始まります。
 
 
一時間ほどの待合室での時間。
岩合さんの猫写真集をボンヤリと眺めていると、涙が溢れてしまいます。
 
 
どんな猫を見ても、ケケ以上のコなんていないのだ。
こんなに可愛い黒猫、いないんだ・・・。
 
 
 
ケケは、私にとって猫以上の存在です。
子供? 息子?  
 
 
いや、私の一部と言ってもいいな・・・。
猫の生体に入っているケケのスピリットとの交流は、猫と飼い主のそれとは全く違うものに思えます。
 
 
魂の絆。。。
 
 
他の飼い主さんもいる待合室で、グズグズとしてしまうのを必死で堪えながら待ちました。
一時間ほどして診察室に呼ばれます。
 
 
血液検査の結果、腎臓や肝臓などネコの弱い部分の数値には心配はない様子。
でも白血球の数値が上がっているので、身体のどこかに炎症が起きている可能性はやはりあります。
レントゲン写真では、胃と腸が空っぽなのにガスがかなり溜っているそうでした。 
 
そして胃腸の詰まりの要因特定は超音波検査が必要なのだそうですが、
 
 
「 かなり暴れるので、スタッフの少ないこちらではなく明日本院へ移動して行いたいです。」
 
 
 
・・・ 入院決定です。
 
 
暴れる元気があるのだというのはちょっと安心感もありました。
しかし場合によっては開腹手術も、考慮に入れなければならなくなります。
 
 
入院手続きの説明が終わり、 「 顔を見て帰ること出来ますか? 」 と伺うと、
先生は快くケケを連れて来てくれました。
 
 
ケージの中で変わらず苦しそうなケケを見ると、もうボロ泣きです。
まん丸に目を見開いて、時折クワッと口を空けて吐きたそうにしています。
 
 
「 苦しいよね・・・ゴメンね・・・ ちゃんと直そうね。  ケケは今日、ここに泊まるんだよ。 
 先生にちゃんと見てもらえるから大丈夫だよ。 大丈夫、大丈夫。」
 
 
こうして話しかけると、ちゃんと通じるんです。
ケケの目から私に、「 分かった 」 という声が乗って届きました。 
 
 
 
ケケ、初めてのお泊りです。
 
 
 
置いて来るのは本当に辛かったのですが、
原因も対処も分からず近くでオロオロしているよりは良いだろうと思えました。
 
 
一人で帰る道すがら考えました。
この出来事は、一体何を私に伝えようとしているのだろう。
私の何が、今回の事象を引き起こしているのだろうと。
 
 
私にはそれは、自分が本当に真剣に、本気で生きるってことをしなきゃダメなんだと
言われているようにしか思えませんでした。
 
 
 
そしてケケの治療費、入院費のことを考えると、愛する者を守るために稼ぎを得ることの大切さも
身に染みます。
頑張って稼ぐことで愛する者を守り、幸せにすることは引いては私の幸せなんだと思えました。
 
 
私の中で燻っていた、躊躇い、恐怖、罪悪感。
それらが炙り出されているような時間でした。
 
 
でも、そんな自分一人のためにと思ってもどうにも出来ない感情も、
大切な愛する者のためなら乗り越えることが出来る。 
 
 
子供を持つ親御さんなら当然のようにやっていることなのかも知れませんが、
私はケケを通じて、それを教えられているのだと思ったのでした。
 
 
 
続きます。
 
 
董香@Sancutary
 
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