アートギャラリーの巨匠 その2


師走も終盤ですね。
でも何か、落ち着かない雰囲気がありませんか? 


私は糸魚川の火事のことがずっと頭に引っかかっていました。
感情のアップダウンも激しくて、色んなエナジーが交錯しているんだろうなぁと思います。
今年のエナジーに入り混じる来年の気配。

かき混ぜられて浮上する様々な澱み。
師走ならではの感情の浮き沈みを大掃除で処理するのは正しい行為かも知れませんが、
それが今年は殊に大きい気がします。


と言うことは、来年が益々、殊更に変容、変革の年になって行くということでしょうね。
もうずっと言われていることですが、もうしょうがない。
数十年、数百年スパンの大きな時代のうねりが加速する時に来てしまっているのですから。


なんだかもう、腹くくって覚悟を決めて歩むようなね・・・


ゴッホやゴーギャンが活躍した、自我の在り方に社会全体が目覚めたかのような時代は
日本も幕末~明治維新と大きな時代の転換期を迎えていたワケで、
まさに地球全体が大きな変容変革期だったのですよね。

そうして自我、個の意識が発展し、物質至上主義が地球上で広まって。
行き詰った先が、今なのだろうと。



そう考えると、凄いことですよね。
なぜ、こんな時代に私という意識、貴方自身という意識が、地球上で生を受けたのか。
そしてなぜ、そんな大きな変革期を見届けるための場所に、日本を選んだのか。
地球が銀河連邦のスタンダードへ加盟しようとしているこの変革期を、なぜ日本で体験
するのか。


先日の美術展の後、ゴッホが浮世絵に感化され多くの作品に反映したことを考えていたら、
ハイアーマインドから直観が降ろされました。


私は、この時代、これからの時代に一番必要な私達の在り方、概念が統合だと思っています。
自己の内に分離して散らばっているセルフ意識だったり、過去世からの乖離したセルフの姿だったり、
はたまた自分が見たくないと思っている自分の一部、人には見せられないような自分の姿、
それらを切り捨てるのではなく、全て自分の一部として愛し抱きしめること。


内なる光の部分と闇の部分の統合ですね。
それが遂げられれば、引き寄せだの豊かさだのなんて問題じゃなくなってくる。
恐れや不安から創造する現実ではなくて、愛と豊かさ、喜びのエナジーが循環する創造へと
ベクトルを変換することが出来ると思っていて。
地球全体のことを憂うならまず自らが統合した存在へと近づかなければならないと。


そこに、ハイアーマインドは直観を降ろしてくれました。
そんな統合の過程を真っ先に歩むのが、日本に生まれた魂だと。


なぜか?


それは、日本が一番、地球上で中立・中庸の精神を体現することに長けているからだそうです。
古来から土地とそこに根付く民族のスピリットが交わり、八百万の神々が今も生きる国であり、
だからこそ西洋の考えや精神を柔軟に受け入れ、東洋的精神も併せ持つ国だから。
だから、日本人が真っ先に、セルフ意識の統合を成し得ることをする役割を持つのだそうです。


この私達からしてみたら左程違和感のない考え方が、西洋人には難しいんです。
なぜかと言うと、キリスト教的一神教の概念がDNAレベルで染みついているから。
彼らはどうしたって、ふとした時に内在する光と影、内なる天使と悪魔を分離してしまうのです。
そして自分を正当化し、自らが闇を葬り去って光のみに近づこうとしてしまうのだそう。
(勿論個人差はあるので概念として捉えて下さいね。)


かと言って東洋の、アジアの諸国ならどうかと言うと、まだまだ西洋的物質至上主義世界から
抜け出すだけの基盤を持ち合わせていないのです。
一旦物質世界を味わい尽くした先に統合は進むので、まだ入り口に立っているような状態の国がほとんどなのですね。
若しくはキリスト教マインドに自国の古来から持っていたDNAを蹂躙されてしまっているか。
況やアラブ諸国は、もう言わずもがな。


キリスト教の呪縛は根深いと思います。
私の魂はさんざっぱらキリスト教の世界を経験して来ているのですが、それでもどうしても、
成し得なかったことがあるのですよね。
それを、日本と言うスピリットと地と血を得ることで成し遂げようとしているんだと思ったのでした。
そのためには、西洋と東洋の精神を併せ持ち、清濁併せて受け入れる日本人の性質が、
そして自分の内にこのスピリットがあることが、とても重要なのだと気が付かされました。



光のみを求め、強め、清くありたいと願いそうすることが、実は闇をも強めることになる。
分離・乖離した状態でどちらか一方を強めれば、もう片一方だって同じように強くなる。
私はある人からそう伺って、それこそ目から鱗が落ちる思いでした。



古来から宿る神々と土地と血と精神が生きている上に、西洋的一神教原理をも受け入れた私達。
何かを否定したり排除することで古代の意識に戻るんじゃないんです。
全てを受け入れて行く、その過程でセルフは中庸のポジショニングを保って行く。
そんな姿勢が、望ましいんじゃないかと思いました。



日本は世界のひな型なのだとしたら、日本人が率先して統合へと進むことが、
本当に世界が統合して行くことに繋がるってことになりますよね。


この日本と言う龍体。
そしてそこに住まう私達日本人の持つスピリッツ。
来年は、ここにもっともっとフォーカスして行くことをしたいと思ってみました。



アートギャラリーの巨匠達が成し遂げられなかったことが、実現できる時代になっています。
それもまた、彼らが苦悩しながら表現と創造活動を、クリエイションを、命の炎を燃やして行ってくれたからこそ、
今の時代にもうひとステップ上へと私達が昇華するのです。



もっともっと、命の炎を燃やして生きて行きたい。
分離意識の時代にはその炎が自らを燃やし尽くしてしまうことになったけれど、
私達の時代、これからの統合の時代には、もっと違う結果を生むことが出来ると思っています。


 
 
ゴッホ先生に見守れて、2017年に突入ですね。
 
 
 
皆様には今年一年大変お世話になりました。
こちらのブログの年内更新はこれにて。
アメブロはもう少し更新しようと思っています。
 
 
沢山の方に応援していただいて、一年を過ごすことが出来ました。
本当に本当に、ありがとうございました。
関わって下さった方々それぞれに、来年のエナジーが素敵なものとなりますように、
こちらにエナジー設定を入れておきますね。
どうぞ受け取って下さい♡ 
 
 
 
 
どうぞ良いお年をお迎えください。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
 
 
 
菫香@Sanctuary

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