ネオ・リラの女性性 -その2-


3月に入り、また少し春めいた陽気になって来ましたね。
そろそろ桜が待ち遠しくなって来る頃。

私は今週仕入れウィークです。
どの仕入先さんもツーソンショーからの新着商品が届いている時期なので、
用意が出来次第、ショップでご紹介して行きます。


さて、前回のつづきを。


イシスが顕れた先に見えて来た世界。
それは、どこかとてもとても遠い古代宇宙の星でした。

どうも、幾人かのセッションで観たことのある世界・・・ な気がします。
ここはどこ? と、意識を向けて行くと、 ” リラ ” と響いて来ました。




あぁ・・・そうか。 
イシスの源流はリラの女性性だ。 

そう腑に落ちます。
リラの物語は、最近のセッションでも見たばかりでした。


これは私の見るビジョンと受け取る解釈の世界なのですが、
古いリラの世界は、女性原理のみの世界です。


即ち、女性しかいない世界。


だから生殖のシステムがとても面白く、個人のハイアーセルフ的な自己の高次元意識との共同作業で次世代の子供を生み出しているように感じられました。
私はこれを、聖母マリアの処女受胎の仕組みと同じようなものだろうと思っているのですが。
(確かゲリー・ボーネルさんの著書にもそんな記述があったと記憶しています。)


そして女性のみの愛と調和と融和の世界はとても美しく感じられます。
エネルギーとしては、クンツァイトのような美しいライラックピンクの波動でした。



そんなリラの調和の世界が、やがて男性原理の支配と侵略に遭い滅んでいく様子を見ていました。
リラの住人たちは散り散りになって他方面の星へと逃げ出して行きます。


哀しみや怒り、故郷を終われる虚しさ、暴挙に対する屈辱。
そんな思いを抱える彼女達は、行き付いた先の惑星や文明でとても高波動な女神的存在として受け止められるのです。


人間が宇宙人を神と崇めたのと同じですね。
女神や、あるいは巫女的神職の役割に相応しい乙女として多くの星間文明に渡って行った彼女達。


そんな彼女達の意識の結晶が、宇宙空間にありました。
恐らく故郷の星は物理的に破壊され、エーテル組織だけが残ったのでしょう。
キラキラとした波動の大きなエネルギーがまるで宝石のように輝くゼリーのような雰囲気で、
色とりどりのラメのように光のスパークを放ちます。


私にはこれが、とてもシステマチックな在り方に思えました。
即ち、このエナジー体はあらゆる女神の根源であり、
この光のスパークの一つ一つが固有の個性を持つ女神として受け止められているのだと。


宇宙空間における女神を総称するシステム。
イシス・システム。 


地球上にもこのイシス・システムからの波動はたくさん降り注がれているし、
多くの女神意識が、このようにして地球へと降り立ったのだろうと思われました。


そこまで納得すると、また違うビジョンが見えて来ます。
地球上のエナジーバランスが、女性性を取り戻して行く様子です。


私はこの時、地球から争いを亡くす唯一の方法に気が付きました。
これは失礼を承知ですっごく乱暴な言い方をするのですが、 そっか、男性性が無くなればいいんじゃん!
と思ってしまったのです。
欲や不安、欠乏から他者との競争を求める性が、なくなれば良いんだと。



おそらくそれは、人間の進化の先のシナリオの一つとして、選択肢としてあるんじゃないでしょうか。
人間の肉体的生殖能力が不要になる時代が、いずれはやってくるでしょう。
そして男性性と女性性が融合された人類が顕れる日が訪れるのやも知れません。


両性具有的な肉体的機能を備えた・・・とかではなくて、
そんなものよりもずっと洗練された在り方の人類ってことですね。


そしてそれは、現在の女性のDNAからしか生まれないのです。
X遺伝子からしか新たな人類の創成はないと思うのですね。


女性の完全性。 女神の完全性。
そんな質を、今から女性達は取り戻し、自らの魂の光を放っていかねばなりません。
欠落したY遺伝子が分離からの不安や恐れを抱えたまま構築された男性原理社会は、
そんな完全なる女性を恐れたのですね。 
だって、女性の完全性、創造性を認めてしまったら自分たちが本当は不要だと気づいてしまうことになるから。


地球の人類史は、有史と言われている始まりからして男性原理の支配文明です。
しかしそれ以前にはきっと、女神が愛と調和を謳歌する時代があったのだろうと思います。
リラから訪れたイシス、イシュタール、ヴィーナス、ダイアナ、弁天、キクリヒメ・・・etc 
彼女らがこの地球を美しくヴェールに覆っていたような時代が。


とはいえ、そんな古代をそのまま復活させれば良いというものでもありません。
これからの私達は、男性性を取り込み、新たな在り方を構築していく時代なのだろうと思います。
ネオ・リラの時代です。



性差のない人類が創造される頃には、意識と物質という二元性の世界も大きく変わっていることでしょう。
もしかしてLGBTなどはその先駆けなのかも知れませんね。
その先に争いがなくなる世界と言うのが想像できますし。


私は決して男性嫌いでも何でもないんですけど(笑)、
リーディングとヴィジョンからの見解では、地球の未来はこのような方向性なのだろうと思われた次第です。


女性達がこれからもっともっと、自らの男性性を使って自分の足で立ち、自分の意見で人生を考え、
自分の思いを実現させて行った先に、新しいカタチの平和、調和が花開く。
そうなって行けたら、男性の役割や在り方も自ずと変わって行くことでしょうし、
オンナ同士の争いや足の引っ張り合いも無くなると思います。
だってそれは対男性という意識があったから起こっていたものだと思うし、
多分そんなのは、強いオトコをゲットすることが自分や子供の生命保護に繋がった石器時代の名残です。
 

今の時代に女性として、この日本に生を受けている魂達にはそんな使命もあるんじゃないでしょうか。
即ち、自己の魂を輝かせる生き方を自分に実現させてあげることが、その方の魂のお仕事だったりするんじゃないかと。



ここまでが、瞑想中に起こった気づきでした。
目を開けて太陽の光を浴びていると、あぁ、私は美しいんだ。 そんな思いが自然に湧き上がります。
姿かたちがどうこうじゃなくて、存在そのものが放つ美しさを、誰もが内包しているのだと。
その美しさを隠すことなく生きて行くのが、新たな時代の女性性。
隠さなくては存在を消されてしまう恐れがあった昔とはもう違うのですから。


イシス・システムとの繋がりを再構築して、ネオ・リラの女性性の時代を一緒に生きて行きませんか? 
きっと楽しいと思います。






菫香@Sanctuary
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