旅の記憶 ~ パリ・アムール ~


旅の続きです。
ストラルブール、アルザス地方のミネラルショーなど田舎での経験を終えた私達は、
再びパリへと戻ります。
 
昨年に続いてのパリ。
行きたい場所も、仕入れに行くお店も全て昨年と同じ予定でした。



昼過ぎには着いたので、ホテルへ荷物だけ置くとまずモンマルトルヘ。




ただの木陰と階段なのに美しくなってしまうのがパリ・マジック。
 
 
サクレ・クール寺院には青空が良く似合う。
 

 
パリに着いたらやっぱりまず一番に、ここからの眺めを見たいのです。



 
 
裏手に回ってミカエルにも挨拶をして。
 
 
 
日曜日のモンマルトルは大賑わい。
ほとんどの人がこの暑さでアイスを買う中でクレープを食べました(笑)
 
 
あまりの賑わいっぷりと楽し気な雰囲気に、暫く道沿いを歩きます。
そのうち随分と離れた場所まで来てしまい、マドレーヌ寺院へ向かうはずが方向を見失った私達は、
気が付くとパリ北西部のモンソー公園まで来てしまいました。
 
 
 
それはそれは歩き疲れてクッタクタだったので、暫く木陰で休憩します。
こんな可愛らしい妖精たちを眺めつつ。
 
公園でくつろぐパリ市民は、育児もとてもし易そうに見えました。
 
 
イクメンパパもたくさん。
それはイクメンだなんて言葉も敢えて要らない普通の姿でした。
 

 
アルザスの田舎、そしてパリを廻って今回強く感じていたのが、このフランスの人々の生きやすさと
日本人の生き辛さの違いです。
 
 
人生楽しんでなんぼ! みたいな気質があったりまえの風潮としてあるフランスは、
人々が自分の生きる権利を、幸せに暮らす権利を、戦って勝ち取った国なのだと。
だからとてもその権利は主張もするし大切に、そして存分に味わうのだろうと。
 
 
個の自立と幸せ、自分を大切に自分の人生を自分で考え、創り、味わう人々。
公園の片隅にいてすら、それらが顕れているように思えてしまうのでした。
 
 


ようやく辿り着いたマドレーヌ寺院。
やっぱり大好きな場所でした。
 
 
 
私達はこれから、精神の自立を目指さなければならないのだろう。
そう感じます。
 
個の自立と、自由。
 
 
愛と自由と自己信頼。
 
 
精神の成熟と人生への責任。
 
 
これらの観点で見るとまだまだヨーロッパ社会の方が進んでいて、
それらを、自己の責任において実現させて行くフェーズに日本も入らなければならないのだろうと。
 
 
 
 
愛と自由。
 
パリの愛はとても奔放に見えますが、それは個の自立があるからこそで。
そしてその個の権利として、人生を思いっきり楽しむのだろうと。
 
 
 
 
そこに知性とウィットが入り混じって、パリのエスプリが完成する。
 
パリの愛は、成熟した大人のためのもの。
 
そんなことを、感じていました。
 
 
 
ホテルの窓辺で、パリっぽく。
ちょっと気取って撮ってみた一枚。
 
 
そう、パリは大人じゃなきゃ楽しめない(笑)
 
 
大人とは、精神の成熟度を指します。 
それは、自分がどうしたいのか、どう在りたいのか、どう生きたいのかを理解していて、
そのためにどう他者と関わり、どんな関係を築き、どんな現実を生きたいのかを
自分の言葉で他者と分かち合えることだと感じていました。
 
そのくらい前提条件として自己を確立していないと、カフェで長時間議論なんて無理です(笑)
 
 
 
 
日本人の幼児性、チャイルディッシュな振る舞いは、外に出ると本当に目につきます。
なんか、立ち居振る舞いがすっごく子供っぽいんですよね。
待っていれば誰かが何かしてくれるだろうと言う雰囲気を出している感じ。
 
 
私にはそれと、よく耳にする自分がなにをしたいのか、どう生きたいのかが分からない
という人が同じフェーズに思えます。
 
 
だからやっぱり、言葉を学ぶのも大切だなと。
現代では通訳やスマホの翻訳機能など便利なものがたくさんあるけれど、
自分が何を考えて何を伝えたいのか、どうしたいのかを相手に示す意思を見せられなければ、
いつまで経っても放っておかれてしまいます。
 
どこへ行ったって、" What do you want ? ”  って聞かれるのですから。
 
 
それでも次第に疲れて来ると私も無口になるんですけどね・・・(笑)

 
 
 
 
勿論フランス人だって冷たい時は本当に冷徹だし、嫌なところもたくさんあります。
優しい人も意地悪な人もいるし、逆に日本人のとても良い面だってたくさんある。
 
 
ただ、それらの資質が、その国に生きる人々を、そして自分自身を果して幸せに出来ているのか?
と問いかけられたら、
フランス人はその辺りが、徹底して自分を幸せにするために使えているように思えたのでした。
 



現代では個人主義が行き過ぎた資本主義となっているのは明白ですが、
それでもやはり個の確立は急務で、個を超越したアセンドした世界はその先にしか見えて来ない。
 
 
私にとっての今回のパリ滞在は、そんなことばかり考える時間でした。
私自身がどうのとか、そんなのあまりどうでも良かった。
ただただパリという街の意識と一体となるために歩き回ったような時間でした。
 
 
 
 
 
そうして感じていたことが、帰国してからとても大きな変容のピースだったことが分かるのですが・・・
パリのミカエルは相変わらず勇ましく、上へ、上へと意識を向けさせようとするのでした。
自らの愛と自由を阻むエゴを超越した先へと。
 
 
 
 
パリの愛。
 
今回は自由と自立のための愛を、受け取ったような気がします。
 
 
愛と自由、自立と奉仕。
 
これらはもうドストライクに、暫くは私のテーマとなるのでしょう。
 
 
 
 
日本を離れることの利点の一つがこうして自分の現状を俯瞰できるようになることです。
日常からかけ離れることで、自分がどんなマインド状態で日々を過ごしていたのかを
少し離れた視点から見つめ直すことが叶います。
 
 
今回のパリはそんな時間でした。
 
 
 
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