旅の記憶 ~ グラストンベリー ~


さて、旅はイギリスへと舞台を移しての後半戦です。


パリ北駅。 ここからユーロスターがロンドンへ向けて出発します。
鉄道で国境を越えるのは初めてで、とってもワクワクしていました。

ロンドンへ向かう時は、ここで既にイギリスの入国手続きをしてしまうそう。
そのために2時間前から搭乗ならぬ、乗車のための手続きが始まるので、時間に余裕を持って早めに来ることにしました。


ここでのスタッフの働きっぷりがもうイギリス!  
フランスのつっけんどんないい加減さは影を潜めて、とてもロジカルで機能的な感じ。
そのシステマチックな態度が逆に安心します(笑)。



何だかもう既にイギリスにいるような雰囲気に、やっぱり空気が変わるんだなぁ~と。 



朝早い便だったので朝食も出ます。 フルーツやパンが後からまたもらえて、そして紅茶も!
スタッフのきびきびとした対応や、当たり前の英語での対応に神経がホッとしたんでしょうね。
この後は良く休めました。



ロンドン、セントパンクラス駅に到着すると、地下鉄でパディントン駅へ移動です。
ホームズ先生のお住まいがあるベーカーストリートで乗り換えて。


私はほぼ20年ぶりのロンドン。 地下鉄の車両はまるで大江戸線のような新しさでしたが、
駅の構内はあまり変わっていない。
つまり、また墓石のようなスーツケースで永遠とも思われる細くて長い階段を登るのですね・・・。



そしてパディントン駅。 ここからは地方行きの列車に乗ります。
テロにピリピリとする感のあったロンドンは、駅構内のアナウンスがどれもサイレンのようにけたたましくて、
無事に列車が出るんだろうかとヒヤヒヤしてしまいます。

ロンドンの洗礼。
一つ一つの行動が、神経と体力、気力を使いました。


ロンドンからブリストルへ。
そしてブリストルからバスに乗り、グラストンベリーへ。

長いバス旅になり、どこで降りたらいいのかはっきり分からなかったりで、
ここでもまた乗り合わせたおばちゃん達や運転手さんに助けてもらいながら。




グラストンベリー到着です。
宿からの眺め。

あの塔に、丘に登るのですね。

 
グラストンベリーの街はセドナにちょっと似ていて、あらゆるところにスピリチュアルな雰囲気が普通にありました。
そしてこのお宿も、オーナーがヒーラーさん。




瞑想ルームには大きなクリスタルがあったり、他の宿泊客もヒーラーさんだったり。
アルザスから連れて来た皆さんの石達とのチャネリングはここをお借りすることにしました。
ここなら大きな石も広げられるなと。




そして街へ出ての夕ご飯。
ニューエイジっぽいベジタリアンカフェがあって、雰囲気が良さそうだったので入ってみるとこれが大正解!

寒くて疲れた身体に染み入るヴィーガンカレーと温かいスープは、本当に美味しかった!
食べているうちに元気になるようなご飯で、グラストンベリー滞在中はずっとここにお世話になることになりました。



雨模様もまたイギリスらしさ。 




この夜は、この精霊がワイワイとしているようなグラストンベリーの気配に、
ちょっと寝る前はソワソワしてしまいました。


Nirielちゃんが、” ドビーが出て来そう(笑)” と言うから余計にゾワゾワです!
落ち着かないのでベッドに入ってから部屋全体にレイキをかけていると、ようやく波動が安定して
寝落ちしました。
疲れていたのか思ったより早く寝付けたみたいでした。


しかし明け方早くに意識だけは起きてしまいます。
うつらうつらとしていると、ベッドサイドの足下に何かエネルギー的な姿を感じます。

 
えー、誰かいる・・・みたい?  ドビーか???


半分まだ寝ているような状態で何かを感じていると、その姿が次第に人のように見えて来ます。



大きな頭の人・・・ オレンジ色の衣装・・・


あー、サイババだーーーーーーーーーー!!!!



昼間に見た瞑想ルームでのサイババの絵が頭に浮かびました。
瞑想ルームの一角にこの家はサイババによって護られているという記述があって、
ここのオーナーさんはサイババに会ったことがあるのかしら? と思っていたのでした。


そしたら本当にサイババが顕れた・・・ 


サイババは、ゆったりと微笑みながら手から灰色の粉? を振りまきます。
するとそれは部屋全体に散って、キラキラとした金粉へと姿を変えて私達のベッドに降り注ぐのでした。


 
わぁ~、ビブーティーだぁ・・・ と、夢うつつの私。





イギリス・グラストンベリーでサイババに祝福されると言う、何とも予想外の展開(笑) 
部屋全体がキラキラと煌めく中、また明け方の眠りに落ちて行ってしまったのですが、
ちょっと不思議な、夜明けの一時でした。


私は普段ほとんどこういった ” ちょっと特別な夢 ”  的な体験ってないんですね。
だからこの経験はとても珍しくて、やっぱりグラストンベリーという土地ならではだったのかも知れません。





結局滞在中にオーナーは姿を見せず、おしゃべりなマネージャーさんが全てを取り仕切ってくれたのですが、
このサイババの話を誰かとしてみたかったなぁ・・・と思った体験でした。


そして翌日からは、いよいよグラストンベリーでのお仕事です。




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