シリウスのグランドマザー


こんにちは。
寒さが戻りつつも日差しは次第に濃くなって来るのを感じますね。

暖かな日差しに照らされたNirielちゃんのイタリアワンドがズラリ並んだ週末のサロンは、
ワンドのお披露目と旅のお話をシェアしてもらいながらのお茶会を開催しました。
Nirielちゃんのお話を聞いていると旅先のエナジーがズンズンと伝わって来て素晴らしかったですね。





そして翌日は、そのまま天使のエナジーに囲まれて新しいワーク、天使の唄の初日でした。
お越し下さったのは花小金井サロンで数年前に一度お会いしていた方で、
カウンセリングシートを見直すと、ほぼ3年半ぶりのお客様です。
こうしてお久しぶりの方がまたお見えになって下さるのは、本当に嬉しいことです。

実は、この方、A様からセッションのご相談メールをいただいのはまだ天使の唄のリリース前でした。
ほぼ内容は固まっていて、あとは新月のタイミングを待つのみと思っていた時です。
いただいたメールの内容を拝見していると、この方には今度リリースする新ワークが良いんじゃないかと
感じられてご提案させていただきました。


そのタイミングも絶妙だったなと思います。


4大天使、そしてメタトロンへ祈りを捧げてワークに入って行くと、
私の意識はとてもとても深いA様の記憶の深みへと降りて行きます。

そこは、古い古い古代遺跡の宮殿のような場所でした。
中央の円形の床には大理石や色とりどりのタイルが敷き詰められていて、
周りにはグルリと天使の彫像が何体も並んでいます。

どうやらそこは、天使たちの墓場のようでした。

彫像のように見えたのは多くの天使たちが石になっている姿で、
その魂、霊魂そのものは中央の床の真ん中にある円形のプールのような鏡のような、
異次元の先に閉じ込められていました。
その表面は黒い水盤の泉にも見えるのですが、奥には何かのスピリットが漂う世界が見えるのです。


あぁ、このワークはここに閉じ込めれている天使のスピリット達を救い上げることになるのだ・・・。


そう理解して、異次元の奥へと意識を向けて行きます。


行きついた先に、A様の古い古いお姿が見えました。
その姿は、天使ではありません。


その人物は叫んでいました。
” 私が悪いんじゃない!!!” と。


そこに見えていたのはより古く、人類の歴史が始まる起源となった世界でした。
ニビルやアヌンナキと言ったストーリーをご存知の方も多いかも知れませんが、その世界です。

A様達、おそらくはシリウス由来のグループは、人間を創造し自分たちの代わりに地球での労働をさせた後に、
彼ら人間をどうすべきかで大きく派閥に分かれて論議していました。

A様たちは少数派で、地球の自然環境に配慮して元あったように戻すべきと考え主張しています。
成長発展の途中であった地球の生態系を壊してはいけない。
地球環境の自然の発展に任せるべきで、自分たちが手を加え持ち込んだ種は取り去るべきと考えていた様子。

方や、多数派の意見は、もうこのまま彼ら人間を地球に放置して良いのではというものでした。
地球環境への影響など微々たるもので、彼らはこのまま細々と暮らすだろうし、
自然淘汰されることになったとしたら、それはそれだろう。 
そんなくらいの考えでした。


きっと今なら、人間回収のコストと放置するコストを比べて・・・なんてことになるような
プロジェクトの撤退方法を議論していたのですね。
そして楽観派が大多数だったためか、そのまま人間は放置されることになりました。

その後のことは、推して知るべし・・・


どんどん繁殖し増えていく人類は驚くほどの広がりを見せ、次第に生態系への影響力を増して行きます。
地球上のありとあらゆる場所へ移動し、次第に知能をつけて行く人間。
人間はしっかりちゃっかり確実に、地球の生命進化の法則に則って自ら進化を始めたのでした。
その姿はまだまだ動物的で野蛮な、とても知性のある人間には程遠い存在です。
そんな人間が、次第に動物たちを凌ぐ存在として広がって行くのを見ていた楽観派からの声が聞こえてきました。


” こんなに増えると思わなかった ・・・ ”


!!!!!!!!!

ワーク中だった私は吹き出しそうになるのを必死でこらえました(笑)
こんなに増えるとは思わなったって何だそれ~?!!??!!! 
なんて考え足らずと言うか、短絡的なんだ?!!???!!!


の後の地球上の運営方法がこうして軌道を変更されて行きます。
あまりに増えた人類を無視できなくなったために、彼らの知能を発展させ、
霊性を植え付け、愛を教え、霊的進化を発展させることで、地球の霊的進化を促進させると言う
役割を担わせることになったのです。
そうして人間と地球の意識を連結させるエナジーグリッドが創設されることになり、
その後に天使やハイラーキーと言った、人間の教育担当が地上へ降りる時代がやって来るのでした。


私はそんなドラマを垣間見させてもらいながら、ちょっとビックリしていました。
人類や地球創世って、とても荘厳な神聖なドラマのように捉えがちですが、
実は何てことない、けっこう行き当たりばったりだったんじゃん??? って(笑)


こんな危なっかしい自転車走行みたいなことしてたんだったら、
何度か地球創世を失敗したって説もあったけれどそれも頷けるかも・・・。

なんてことを、思ってしまったのでした。


A様の意識の情報たるや恐るべし。
この方の魂は、本当に宇宙そのものの輪廻の記憶すら携えて永遠を生きていらっしゃる・・・。


人間の輪廻システムへと転生を決めたA様は、そんな人間達を何とか良い方向へ持って行こうと、
何度も何度も自己を犠牲にして献身的な人生を歩みます。
その記憶と哀しみや憂い、自己犠牲の精神を旧いさって、
ようやくA様の魂を黒いプールから引き上げることになりました。


終わってからこの壮大なストーリーをシェアすると、A様は、

” だから言ったじゃんかよ~!!! そんなことしちゃえらいことになるって分かってたのに~ !!! ”
” もう、いっつもこうなんだから~!!! ” 

と、可愛らしくプリプリと愚痴ります(笑)
彼女はちゃんと覚えていたのですが、これをシェア出来る人が周りにいなかったと言うのですね。
そりゃあ、そうでしょう。 


もう、何でしょう、これを言葉に顕すとしたら、

” 超ウケる ------!!!!!”  しかありません。


なんか、創世記って、宇宙のコントだったん!???!!!
 

そんな感じなのです(笑)
A様と二人で、大笑いしてしまいました!!!



イメージ画はこんな。ヴェルサイユ宮殿の天井絵画 


帰りがけ、A様の記憶を見せていただいたことで私の創世のドラマへの理解がかなり進んだことにお礼を申し上げます。
まるでA様の記憶は壮大な古い古いスーパーコンピューターのようですねと申し上げると、
彼女はそれも、自覚していらっしゃいました。
そして、私のような者に自分の記憶や情報を与えるからどんどん使って欲しい。と。 


サロンの玄関でお帰りの挨拶をしながらハグをしていると、私の方が涙が溢れて止まらなくなってしまいました。


見えたのですね。 
A様がシリウスで、たくさんの私たちのようなスピリットのおばあ様のような存在としていらっしゃったのが。

多くのスピリットのおばあさま。 
おばばさま。 グレートマザー。
シリウスの、長老のお一人なのでしょう。


私は肉親の祖母が暖かな愛情あふれるタイプではなかったので、
おばあちゃんの優しさってこんな感じなんだ~と、その深い懐に胸をうずめ泣いていました。

” 私、まだまだ行かなくちゃいけないの ” と、何だか意味不明なことをいう私。

おばば様はそんな私に、” もっと楽しんで気楽にやりなさい。 ずっとずっと見ているから ”

と、優しく優しく励ましてくれたのでした。


翌日、A様からメールをいただきました。

” 昨日はセッションありがとうございました。古い私の記憶を救ってくださり本当にありがとうございました。
そして、私たち古き魂たちの癒しのために挙手をしていただいた菫香さんの魂に本当に感謝をしています。

もしかしたら、とても嫌なものも看てしまうこともあるかもしれません。
でも、それは私たちにとって、とても大きな恩恵でそのことによって大きな成長をする事が出来ました。
私たちにとってあの事は不幸ではなかった。
そして願わくは、若いあなたたちが私たちとは違う選択が出来るよう、私たちの記憶を使ってください。
重荷を背負わせてしまったようで、少し心苦しいのですが、ばあばの知恵を若い人たちで消化して新しいものを造っていってください
そして、古き魂たちをどうかよろしくお願いいたします。

辛いことがあったらいつでも言ってください。同じ人間ですから(笑)
体験が終わったら、それはお笑いのコントですよ!

勇気ある菫香さんの魂に心からの愛をこめて、
どうかこれからの人生がとっても楽しいものであるようお祈りしています。”  


と、おばば様からの激励をいただきました(笑)



パリ・シテ島にて


長い永い、魂の永遠の旅。
そんな視点から見たら地球の経験、人間の体験はとても小さくて、滑稽で、でも愛らしく愛おしいものなのでしょう。
なにせコントですからね(笑)


失敗を繰り返して今を生きる私達。
次回はそんなシリウス意識が地球システムを起動させるために担ったエナジーグリッドのお話をしたいと思います。


おばば様、ありがとう♡
まだまだ私は頑張るよ。


そして深い記憶を引き出して癒してくれた大天使たちに感謝です。
創世の礎は、コントだったよ(笑)



菫香



Sanctuary de Shinjyukugyoen

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