天使の旅・魂の旅 その1


日差しに春らしさを感じるようになって来ました。
しかしながら、北日本の大雪に台湾の地震、昨夜こちらも震れましたし、心も魂も、神事も、
ガイア意識も、大きく揺さぶられている時間ですね。

祈りが、ますます必要になって来ると思います。
祈りと共に、澄んだ心で自らを見つめ直して行くような時間が。


そんなことを思ったのは、こちらの本を読んだからかも。



とてもとても、素敵でした。
作者の多くのエンジェル達との関わりに、読んでいて自然と感動の涙が溢れて来てしまい、
読みながらハートが浄化されていくようなお話に、直ぐにお友達にもオススメしてしまいましたし、
天使との関わりが深そうなお客様がいらっしゃったのでやはりオススメすると、何と!
彼女は夏に、この作者の元で行われるワークショップに参加する予定にしたばかりだとか!


天使に関わると、そんなシンクロがどんどん起きて行くのが特徴ですね。 
奇跡も、当たり前のように起こって行く。


そして来週には、イタリアから帰国したNirielちゃんの新作、大天使ワンドシリーズも納品予定。
お茶会にいらっしゃる方にまず初お披露目になります。
どうぞ楽しみにしていて下さいね。


そんな流れで、私もエンジェル達との関わりを改めて感じている昨今、
昨夜ふと、初めて天使たちに癒しを受けた時のことを思い出していたので、
私の天使との関わりについて改めて綴ろうと思います。
一部は旧ブログに記事にしていたお話ですが、流石にもう古い記事なので探すのも大変でしょうし。



大天使ガブリエルのボトル


私が天使との邂逅を果たすことが出来たのは、オーラソーマとの関わりからでした。
まだオーラソーマのことも、精神世界のことも全く無知だった頃に、この美しいボトルに魅かれて、
丁度新しいコースとして、オーラソーマ72天使とカバラのコースというのが出来たばかりで、天使とカバラ、そしてこのボトル。 その組み合わせに魅かれて、その世界を覗いて見た感じでした。

まだまだこの頃は、天使って本当にいるんだ?! というレベルの頃です(笑)


そしてこの美しいボトルを使ったボディトリートメントに魅かれて行きました。
それが、チャクラバランストリートメントです。


チャクラの意味合いすらまだまだ不確かだった頃でしたが、信頼していたオーラソーマの先輩の元でこのトリートメントを受けた時、
第Ⅲチャクラ、太陽神経叢がバリッと! 紙袋を破るような破裂音と共に開いたのです。
チャクラが開くという意味すら分かっていませんでしたが、あのバリッ! はとても衝撃でした(笑)


これは、一体何だ???  


そして私は、このボディトリートメントを自分でも提供したくなりました。
その頃の私は、アロマトリートメントでサロンを開きたいと考えていたんですけど、
この肉体のみならず精神、魂の世界までもケア出来るトリートメントというものに強烈に惹かれたのです。

聞けばこのトリートメントは、オーストラリア在住の先生からしか教わることは出来ないんだとか。
年に数回、日本でも講習が開かれると伺い、その機会を待つかなぁ・・・と思っていた矢先に、
お世話になっていたティーチャーさんが、何とそのオーストラリアの先生の元へこのトリートメントを
教わりに直接出向くので一緒にどう? と声を掛けて下さったのですね。


なんてこと!!!!  


自分のやりたいこと、習いたいことのために海外へ行くだなんて!!!
その頃の私にはとても及びもつかない発想でした。


でもでも、これが素晴らしい機会だということは分かります。
震える思いで参加を申し込みました。
実際、航空券を予約したり現地でのコーディネーターの方とやり取りしたり、その全てガクブルでした(笑)




ケアンズのヴィッキー先生のご自宅玄関。


初のオーストラリア一人旅。 
現地で集合した日本からの参加者のほかに、このコースはオーストラリアの方々も多数参加していて、
コースは全て英語で進みました。通訳の方もいて下さって。




広々したリビングにエステベッドが何台も並び、それぞれペアを組んでトリートメント実習をして行きます。
私は現地オージーの方とのペアになりました。
オーラソーマ、チャクラの概要は学んではいたものの、そのケアを本格的に学ぶのは初めてのこと。


このトリートメントでは、たくさんたくさん天使を呼ぶのです。
各チャクラのエナジーに相当するサポートを担当してくれる、名もなき多くのエンジェル達。
それを呼び出す言葉はリリックのようで、そのまま英語で発した方がリズミカルで好きでした。






実技講習の前はレクチャーを受けます。
チャクラの概念、オーラの概念、そしてボトルのストーリーなどから、実際のトリートメントの技法と
注意点、クライアントへのケアのアプロ―チなど。

その中でヴィッキー先生が、こう仰いました。

”  トリートメントの最中にクライアントが泣きだしたら、そのまま泣かせて、涙を拭いてあげて。
トリートメントが終わったらそっと肩を抱いて、全てリリースするまで泣かせてあげて。” 


ふむふむ。
泣いてる時は、そのまま放置ね。 
感情のリリースだものね。 


そう認識して、実技に入ります。 私が先にクライアント役になりました。


第一チャクラから順に、ゆったりとした時間が流れて行きました。
下位のチャクラではほぼ寝ていたようにしか覚えていません。


突然感情が津波のように押し寄せて来たのはハートチャクラからでした。
最初はゆっくりと徐々に、静かに泣いていたのですが、次第に何だか分からないけれどもう涙が止まらない・・・。 


堰を切ったようにとはこのことです。
一体どこから湧いてくるの? という、言葉にもならない涙が溢れます。
哀しさを、悲しいと認識出来ないほどの深遠な何かが湧き上がりました。 


泣いてるときはそのまま放置って、私のことじゃん・・・


ペアになっていたオージーの方も私の異変に気付き、そっと涙をティッシュで拭いてくれます。
サードアイ、そしてクラウンとケアが進むにつれて、私の涙は慟哭、嗚咽に変わって行きました。


 
もう自分が自分じゃない、コントロール不能な状態。


全ての実技が終わって、皆がそれぞれにシェアリングをしているのが気配で分かるのですが、
私はひたすら、何かを吐き出すかのように泣き続けていました。


ヴィッキー先生がずっと抱きしめて背中をさすってくれています。
兎に角、何だか分からないけれど、この場では私は泣き止もうとしなくていいんだ。
全て安心して委ねてしまっていいんだ。 


てか、もうどうにも止まらない。。。
こんな泣き方したのは子供の頃以来だ。




まさかエステベッドの上で慟哭することになるなんて。
その頃何となくですが感じていた天使の大きな翼に包まれて、私はただひたすら泣きました。


自分の中に潜んでいた深い深い大きな哀しみ。
これが一体何だったのか、この時には何も分かりませんでした。


" You are very sensitive woman "

確か3日間ほどだったこの講習中、私はずっとオージーの方達からこう呼ばれ続けました(笑)


 
ケアンズの湿潤な空気と濃い緑に包まれて。


その後の講習は暖かな涙が溢れることはあってもそこまで取り乱すこともなく、私も無事に認定証をいただいて終了したのでした。

自分にここまでの衝撃を齎してくれたトリートメントを日本に帰ったら提供できる。
それはそれは、楽しみで仕方がなかったです。


 
最後にヴィッキー先生と。


研修が終わって私は、他の皆様と分かれてもう一つの目的地へと向かいました。
せっかくここまで来ているのだから少し足を延ばして、
ニュージーランドに移住していた高校時代の同級生に逢いに行こうと計画していたのです。


ケアンズからシドニーへ、そしてシドニーからオークランドへ。
完全に一人で予定を組んでチケットを取っての旅、全てガクブルです(笑)




あまりに心細かったのでしょう、シドニーへ向かう飛行機の中で私はまた泣いていました。
ちょうど窓際の席で、海の上に雲が浮かんでいて朝日が輝く様子がとてもとても美しかった。


天使がいる・・・ 




機内で美しかった研修のことを思い出してまた涙です。
なんて深い体験をしたのだろうと・・・。


朝早かったのと旅の疲れと泣き疲れたのか、そのままウトウトとしていると、
夢とも何とも言えない世界を見ていました。


真っ白な雲の上の世界です。
深い谷の上に、とてもとても細い一本の道が伸びていました。
今にも崩れ落ちそうな岩の橋です。


谷の真ん中あたり、その橋には、木枠のゲートがありました。
そこをくぐろうとしている人物がいます。
背中にはボロボロの、灰色の翼が伸びているその人物は・・・ 


あ! 私だ!!!! 


顔が見えると、それは確かに私自身だったのです。
白いローブ姿ですが、背中の羽はグレーに薄汚れてほとんど抜け落ちているような状態の、ボロボロの天使。


そんな私が、今にも崩れ落ちそうな橋の上のゲートをくぐり抜けようとしています。
先には大きな光輝く天使が見えていました。 メタトロンだと認識します。


私の背中の羽はゲートをくぐると全て抜け落ちます。
そして新たに、白く光り輝く羽根へと変容して行きました。 


ハッと思って、そこで目が醒めます。


私、生まれ変わった????
新しい翼を授かった??? 



もう一度夢に戻って続きが見たかった(笑)





ニュージーランド国内の移動はとってもちっちゃなセスナ! 
怖かったーーーーー!!!!!



この旅の最後も、また天使に護られました。
友人との時間を過ごして帰国の朝、私は空港で、国内線と国際線のターミナルを完全に間違えました。
朝早く、超早く着いて余裕で待っていたのに、チケットカウンターが開いて私の番が来て、予約の紙を差し出すと、


” これは国際線よ! ここは国内線のターミナル! 
この時間じゃまだタクシーも走ってないから急いで!!!! ”
とお姉さんが国際線への行き方を教えてくれます。
 

私はもう飛び上がるほどに驚いて、あまり話も聞かないうちに飛び出しました。
オークランドの空港は羽田空港みたいに、国内線と国際線のターミナルが分かれているのです。


スーツケースを引っ張りながら走っているうちに全くどこにいるのか分からなくなってパニックになりかけます。
必死でミカエルに助けを求めました。


とそこに、警備のクルマがスッーっと近寄って来ました。
どうやら私は一般の旅行客が進入禁止のゾーンをうろうろしていたのです。

ここで何をしているんだ?!  


車の中から声を掛けてくれたのは、とてもハンサムな若い警備員さん。


ミカエルだ!!!!!  


私はもうかなりパニックに陥っていたのですが、国際線と国内線のターミナルを間違えたこと、
国際線に行きたいのだが、どう行ったらいいのか分からないと懇願しました。


ミカエル警備員さん、事情は分かってくれたようなのですが、その場は人を乗せることが出来ないゾーンだと言います。
この先、ここを曲がってこう行くんだと教えてくれるのですが、私はそれでは分からない。


諦めかけた時、先に諦めたのはミカエル警備員。
何とその場で私をピックアップしてくれて、国際線ターミナルまで送り届けてくれたのです!!!


あぁ、もう、本当に(笑)
お陰でチェックインにも間に合って、涙が出るほど安堵しました。
天使たちにどれほどお礼を言ったか分かりません・・・。



ニュージーランドは精霊やドラゴン、スピリットの楽園のような土地でした。
あの空港のお兄さんには今でも感謝しています。



と、こんな旅をして、天使との邂逅を果たしてから数年が経って。
私はあの時の涙の理由、深い深い哀しみの理由を知ることになります。


それはまた次回。


菫香
 
Sanctuary de Shinjyukugyoen
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