石と魂


新宿ミネラルショーが終わりました。

今回は初日のバイヤーデーは独りで、最終日にはお友達と一緒に周って。
いつもいつも楽しい出会いがあるのですが、今回もまた。



くちなしの香りとケブラリーザ



ケブラリーザ。
川流れ水晶というイメージしかなかったのですが、実はブラジルの一部の地域のみで採れる水晶だとのこと。
そして、何とライトニング、雷の影響があるものなのだと今回初めて知ることになり、
友人達と盛り上がりました。


これは私物になりそうです。
ショップ用に仕入れたつもりだったのですが、昨夜からすっぽりと手に納まってしまっています。
時折こうして、手から離れない、離したくない石に出会うのですよね。
暫く一緒に過ごそうと思います。


既成概念、思い込みをポロリと外し、真実を新たな視点から見せてくれるように感じます。
思考の浄化、刷新ですね。




今日はそんな、新宿ショーで仕入れた石たちの紹介と共に綴ります。



ディモルチェライトのハートタンブル




夏至に向けて、また大きなうねり、潮目の変化が起きているように感じる昨今です。
社会構造そのものの変化と、人々大衆意識の変化がいよいよ現実的な変容期へと入って来ていますね。


精神世界のお仕事も、数年前とは様変わりして来ていますね。
バブルのような時間は収束して、もっと現実的な要素が強い時間になって来ている。
特に今年は戌、土の気の強い年ですので猶更かも知れません。


私自身も、昨年、一昨年のように海外へバンッと飛び立つような感覚が収束しており、
翼を閉じて地に降りた感覚と共に、今ここに根差すような時間を過ごしています。
もしかして今年もアルザスショーに行くのかと期待されていた方がいらっしゃいましたらスミマセンが、
今年の私はそういうモードではないです。





ホワイトアメシストの手磨きタンブル



そんな中でも、いや、そんな時節だからなのか、セッションで見せていただく内容も、
殊更に現実的にしっかり動きなさい、行動に移しなさいというものが多く、
また地に足を着けることによってより深く高いレイヤーへとアクセスが可能になって行くのだと思われます。



先日お越しいただきました方のセッションで、私は初めての階層に触れることがありました。
ハイアーマインドの領域すら隔たりや傷があって、そこをケア出来るのは更に上の領域からの
働きかけによるもので、且つそれが可能なのだと言うことを見せていただいたのですね。



魂の領域を越える霊の世界は、創造主の意識の世界。
そこには不可能、無理と言った創造を妨げる意識はあり得なくて、そんな考え、概念を生み出すことが大きなチャレンジで、
それを罪と捉えるか、挑戦と取るか、見解は大きく割れたことと思います。




しかしそんな否定という概念を生み出したことによって、この物質次元が創設されることになったとも言えるでしょう。
あらゆる制約、不可能を存在させられるのは物質次元のみなのですから。


地球と言う銀河の辺境の地で、私達はそんな不可能だらけの次元に魂を閉じ込めて生きています。
これを魂の流刑と見てもおかしくはないのかも。


存在の本来の姿を忘れ、物質次元で一度きりの人生だと思わされて、それでも転生を繰り返す私達。
クリスタル達はそんな人間の魂をずっと見つめて来たのでしょうね。


太陽系に限って見渡してみると、クリスタル、鉱物が形成され存在するのは地球だけです。
それはミネラル、ケイ素と言った私達の肉体を構成する素材がある場所ということでもありますので、
鉱物がない世界では肉体人間は存在しないと言うことにもなります。





パキスタン・カイバル水晶


鉱物と魂の繋がりは、まだまだ私達が思いもよらないものを湛えている気がして来ます。
逆説的に捉えれば鉱物を愛し愛でることによって私達はより物質次元に魂を閉じ込めていることにもなりますが、
使い方次第によってはその魂の存在、輪郭を浮き彫りにすることで存在の真の姿を垣間見ることも可能です。


だから私達のワークには鉱物が不可欠になるのですが、
それは単なるヒーリングを越えた魂、そして霊の領域を意識に昇らせることでもあります。

私のこんな文章も意識の底へと潜り込んでそこから救い上げるようにして書いていますが、
そんなそんな時にはやはりクリスタルが欠かせません。




希少石トラレアイトインクォーツ



鉱物を通して私達は魂の輪郭を垣間見ます。
そしてそんな鉱物との関わりを通じて、私達は肉体に潜り込んだ魂の輪郭を明確にすることが出来ます。
物質次元へ閉じ込めた魂を、多次元的な意識の領域へと開放することが可能になります。


その時、私達は知るのです。
物質次元の制約を越えるチャレンジを自らの魂が求めたことを。
そして、そうした挑戦によって魂は磨かれ、人間が進化し、この次元領域そのものが上昇することを。


それはモナド・霊が放った物質次元での魂の遊びです。
魂はそれに気が付いてしまったら、もう肉体に埋没している状態には戻れなくなるでしょう。
そうなった時に肉体人間の意識はモナドの意思を地上で顕現させる媒体となります。


これを、それぞれの魂が自分で行うのですね。
こうして文章になっているものや、本に書かれていたりするものはガイドに過ぎません。
その過程、工程をこなすのはあくまでも自分自身。



そんなのはまだまだ遠い目標でしょうか?



しかし今、これだけクリスタルと関わる人が増えているのですから、
方向性としてはもうとっくに稼働し始めているはず。
そこであとちょっと、ナビゲートしてもらえれば良いだけでしょうね。



きっと鉱物が、連れて行ってくれるでしょう。
地球を巡る魂の旅から、銀河の意識の旅路へと。



身体は地上に根差し、意識は大いなる意思と一体に。
そんな日々を送りたいものですが、鉱物がその双方をサポートする存在だと言うのは本当に面白いです。





それでは今日も、良い地上での一日を。


 
菫香
 
Sanctuary de Shinjyukugyoen
 
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